<1票の格差>衆院比例ブロックの定数配分は合憲 東京高裁(毎日新聞)

 09年8月の衆院選比例代表を巡り、地域ブロックの定数配分は人口分布を反映しておらず違憲として、東京と神奈川の弁護士10人が中央選挙管理会を相手に、東京ブロック(定数17)と南関東ブロック(定数22)=神奈川、千葉、山梨=の選挙無効を求めた訴訟の判決で、1審の東京高裁は3日、請求を棄却した。鈴木健太裁判長は「定数配分は投票価値の平等を損なわない」と合憲判断した。

 衆院選比例代表の定数配分を違憲とした判断は過去にない。

 判決は、比例代表の議員1人当たりの人口の差(1票の格差)は最少の四国ブロック(定数6)に対し、東京、南関東とも1.1倍以下にとどまるとして、不平等とは認められないと指摘。比例代表での復活当選を認める重複立候補制度は違憲との主張も「得票数を基礎とした合理性のある方式」と退けた。

 09年衆院選小選挙区の1票の格差を巡っては、大阪、広島両高裁が相次いで違憲判決を出している。【伊藤一郎】

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